「コレ使わなくなったし、メルカリで売ろっかな〜」
今ではメルカリで不用品を売るのは当たり前の時代。私もこれまでに180件以上の取引をしてきました。
でも最初は、写真の撮り方や梱包、発送方法に迷ってばかり…。
右も左もわからない中で始めた私の、初出品ストーリーをお届けします。
きっかけは、サイズアウトした息子の靴

ある日、靴箱の整理をしていたときのこと。
ふと目に留まったのは、まだまだキレイで十分履ける息子の靴。
でも、サイズアウトしていてもう履けない。
「これ、誰かに使ってもらえたらいいのにな…」
そう思った瞬間、ずっと“見る専”だったメルカリへの初出品を決意しました。
当時の私は専業主婦。
自分で稼ぐ手段もなく、「お小遣い稼ぎができたらいいな」「出品ってどんな感じなんだろう?」そんな軽い気持ちがスタートでした。
写真は“売れるかどうか”を左右する大事なポイント
スマホカメラの限界と工夫
まず悩んだのが写真の撮り方です。
標準のカメラアプリでは、どうしても色が暗かったり実物と違って見えてしまう…。
そこで、できるだけ“加工感”がなく、実物に近い色で撮れるアプリを探しました。
結果、「これならちゃんと伝わる!」と思える写真が撮れるように。
部屋の明るさより“自然光”が最強だった
我が家の照明はLEDなので、写真を撮ると青白く写ってしまうんです。
ホワイトバランスを調整しても限界があり…。
そこで試したのが自然光(太陽の光)。
朝〜昼前くらいの柔らかい光を使うと、影が出にくく色も自然!
直射日光は反射したり影ができやすいので、「ぼんやり明るいくらい」がベストでした。
スマホの影、自分の影にも要注意
意外と気になるのがスマホや自分の影。これが写ってしまうと一気に生活感が出てしまいます。
部屋を歩き回りながら光の角度と商品の位置を調整して、なるべく自然でスッキリした写真が撮れるよう工夫していました。
「正直さ」が信頼につながる
商品の状態はとにかく正直に!
少しでも気になるキズや汚れがあれば、アップの写真を撮って説明欄にもきちんと記載しました。
「あとで文句言われたらどうしよう…」と不安になるより、最初から全部見せる方が安心ですよね。
商品の清掃も「大事なひと手間」
写真や説明も大切だけど、商品自体をきちんときれいにすることも私のこだわりでした。
「取れる汚れは全部取ってから発送」が自分のポリシー。
購入してくれた方に、気持ちよく使ってほしいから。
ちょっとしたホコリや汚れも見逃さず、磨けるところはきれいにしてから撮影・梱包しています。
梱包と発送にも“私らしさ”を込めて
丁寧な梱包が、気持ちよく届く第一歩
もともと梱包作業が好きだった私は、梱包資材はすべて100円ショップで揃えました。
「せっかく買ってもらったなら、気持ちよく受け取ってほしい!」という想いから丁寧に包むことにしました。
- 靴の形が崩れないように丸めた紙を詰める
- 1足ずつOPP袋に入れる
- 一言メッセージを書いたメモを添える
- 中身が見えないよう不透明の袋で梱包
こんな小さなことでも、受け取る側の印象は全然違うはず!と思って取り組んでいました。
発送は「2日以内」がマイルール
メルカリでは発送の速さも重要な評価ポイント。
「早く届けたい!」という気持ちと、購入者さんへの誠意を込めて、2日以内の発送を自分に課していました。
評価コメントから気づいた「伝わる嬉しさ」
そして、ある取引後に届いた購入者さんからのメッセージ。
「きれいな包装と、きれいなお品をありがとうございました」
この言葉を見たとき、私のポリシーである“丁寧な梱包”がちゃんと伝わっていたんだと実感し、とても嬉しかったんです。
誰かの元に届くものだからこそ、見えない部分にも心を込めることが大切だと感じました。
出品してみて気づいたこと
メルカリで実際に靴が売れたときの喜びは、思った以上に大きいものでした。
「ただ物を売った」だけじゃなく、
- 自分の判断で行動した達成感
- 自分の手でお金を得たという実感
- 誰かの役に立てたという満足感
これらすべてが自信に繋がったんです。
メルカリはお小遣い稼ぎ以上の価値がある
「フリマアプリって難しそう」
「やってみたいけど面倒くさそう…」
そう思っている人こそ、一歩踏み出してみてほしいです。
写真の撮り方や梱包の工夫、ちょっとしたひと手間を加えるだけで、きっと誰かの“欲しい!”に繋がるはず。
最初は手探りでしたが、1つひとつの経験が自信に変わっていきました。
はじめの一歩はちょっと勇気がいるかもしれません。
でも、「やってみてよかった」と思える世界がきっと待っていますよ。
そして、自分にとっても大きな気づきと成長に繋がります。
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